はやぶさ2 模型 特殊対応マニュアル

ここでは、「はやぶさ2実物大模型たけとよモデル」の展示にあたって、以下の特殊対応を行う場合の手順を説明します。
・展示会場への搬入経路が狭い場合の、パドルの取り外し方法。
・天井高さが確保できずに、パドルを格納状態で展示する方法。

1.展示会場への搬入経路の寸法と、搬入方法

「はやぶさ2」の模型の梱包サイズの幅は、梱包状態によって以下の幅になります。搬入経路の幅に応じて、搬入状態のに姿を選択してください。

1.梱包状態・・・・幅165cm
2.側面の補助ビームを取り外した状態・・・・幅158cm
3.本体梱包のみの状態(免振台座は立てて運ぶ)・・・・幅140cm
4.片側の太陽光パドルを取り外した状態・・・・幅130cm
5.両側の太陽光パドルを取り外した状態・・・・幅120cm

「はやぶさ2」の模型は、幅120cmより狭い搬入経路の展示会場では、搬入はできません。

2.太陽光パドルの取り外し・取り付け方

①パドル固定ねじを外して、パドルを写真のように地面に配置します。(製作途中の写真で恐縮です。)
②取り外す太陽光パドルの2本の「給電ケーブル」をそれぞれ本体に固定している「青いインシュロック」(それぞれ3か所)をカッターで切断して取り除き、「給電ケーブル」を本体から分離します。
③両方の「パドルアーム」の根元の「M8ボルト」と「M8ロングナット」を取り外すと、太陽光パドルは本体から分離します。パドルアームを太陽光パドルの上に畳んで、展示会場まで別途運んでください。両方の太陽光パドルを取り外す場合は、左右を間違えないように組み立ててください。(太陽電池セルが貼られていない「予備」と書いてある方が、左側パドルです。)

太陽光パドルの取り付け方は、取り外しの逆の手順で行ってください。「M8ボルト」と「M6ロングナット」の固定は、穴に入れにくいところがありますので、穴をうまく合わせて入れるようにしてください。「M8ボルト」の向きは左右どちらでも良いです。
②で切断した青いインシュロックは、道具箱に予備がありますので、展示中、ならびに、展示会場から搬出して梱包状態にする前に、元のように固定し直しておいてください。

3. 天井高さが確保できずに、パドルを格納状態で展示する方法

展示会場の天井高さが、「はやぶさ2」の模型の展示高さ(3.7m)よりも低い場合は、以下の写真のように、右側の太陽光パドルを畳んだ状態で展示してください。この展示方法であれば、天井高さが、3.1mあれば展示可能です。
右側のパドルを展開しないこと以外、組み立て・分解方法は通常の展示と同じです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました